ドケルバン病（de Quervain’s disease）は、手首の親指側に痛みや腫れを引き起こす疾患です。
主に親指を動かすときに痛みが現れ、特に物をつかむ、手首をひねる、親指を動かす動作で痛みが増すことがあります。
ドケルバン病の原因
ドケルバン病の原因は、主に親指を酷使する動作の繰り返しや、手首への負担が積み重なることです。
以下のような活動や状況が原因となりやすいです↓↓
- 親指を使う作業
- パソコンやスマートフォンの使用、料理、子育て、楽器演奏など、親指を頻繁に使う動作が原因で腱に負担がかかり、炎症を引き起こします。
- 手首の過度な使用
- 重い物を持ち続ける、手首を頻繁にひねる作業、スポーツ活動（ゴルフやテニスなど）など、手首や親指に負担がかかる動作がドケルバン病を引き起こす要因となります。
- ホルモンの変化
- 出産後の女性や更年期の女性など、ホルモンバランスの変化によっても発症リスクが高まることがあります。
ドケルバン病の症状
ドケルバン病の主な症状は次の通りです↓↓
- 親指側の手首の痛み
- 親指の付け根から手首にかけて痛みが生じ、親指を動かすと痛みが増すことが特徴です。
- 腫れ
- 親指の付け根付近に腫れが見られることがあります。
- 親指の動きの制限
- 痛みによって親指を動かすことが困難になり、日常生活に支障をきたすことがあります。
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